3連休を利用しての長崎旅行で、唯一予約をしていたお食事が卓袱料理です。
卓袱料理はしっぽくりょうりと読みます。
中国料理やオランダ由来の西欧料理、日本の料理が融合した、長崎特有の宴会料理です。
中華料理のように、大皿に盛られたお料理を、円卓を囲んでいただきます。
卓袱料理と検索すると、史跡料亭 花月、料亭 一力、料亭 青柳、料亭御宿 坂本屋、長崎卓袱 浜勝などの高級店から、ミニ卓袱として、もう少し抑えられた価格でいただけるお店までたくさん出てきます。
今回は、大奮発して料亭 一力さんで本格的な卓袱料理をいただきました。
幕末から続く 料亭 一力
一力さんのホームページによると、文化十年(西暦1813年)創業で、
高杉晋作、井上馨、坂本龍馬なども足を運んだことがあるとか。
日本史に疎い私でも知っている幕末の志士の名が並ぶ、由緒ある料亭ということで
予約が取れた瞬間から気分が高まってしまいました。
そのせいか、お伺いした際、素晴らしい外観だったのに、写真を撮ることを失念していました。
そのため、こちらのお写真はホームページから。

和・洋・中の融合コース料理
卓袱料理は「お鰭(ひれ)」と呼ばれるお吸い物でスタートします。
一人一椀、鯛のひれが入ったお吸い物が配られ、女将から「お鰭をどうぞ」とお声かけがあって
お吸い物をいただいた後に、乾杯をするのだそうです。
その後は、日本料理の先付のような冷菜とお刺身からなる「小菜」、
暖かいお料理の「中鉢」(東坡煮、ハトシ、天麩羅など)、
旬の食材を使った盛り合わせの「大鉢」 (野菜の煮物、お浸しなど)」、
ご飯と汁物、甘味の水菓子と「梅椀」と呼ばれるお汁粉、と続きました。
料亭のホームページや旅行情報等では、お料理がずらりと並んだお写真で紹介されていますが
実際にはコースで、温かいものは暖かいうちに頂くことができました。

こちらは一力さんのホームページから。
このような一堂に会したお料理も、一度は経験してみたい気もします。







こちらは、実際に私がいただいたお料理の写真です。どれも美味しかったです。
クジラもいただきましたし、器がタコ唐草でホームページと一緒でした。 嬉しい。
建築物、お料理はもちろんのこと、内装から装飾まで素敵で、
女将のおもてなしもさりげなく、それでいて「そんなところまで気にかけていただいていたか」と
後から思われるような素晴らしいものでした。
こういうすべてを含めて「お食事」の経験であり、良い料亭に伺うってこういうことなんだなぁと
お食事後までずっと気分が高まったままでした。 大奮発して本当に良かったです。